2018/02/21 楽には勝てない時の忍耐力 バドミントンと頭

先週末は、江東区主催のシングルス大会に参戦してきました。インフルエンザ明けのうちの三男坊は、棄権となりましたが、応援と審判、得点係として体育館でのリハビリでした。

クラブに加入し初めての対外試合という子や、小学生最後の対外試合という子もあり、応援にも熱が入りました。8階級中、7階級を制覇できた良い面もあれば、あの時その時、裏で表でと、しっかり意識高く練習をしていたら勝てたのになと思う面も見受けられました。

特に印象深かったのは4年男子三羽烏の一人が予選で敗退してしまった事です。じわじわと実力差を縮めながら、絶対に勝という強い思いをもった相手との戦い。それでもまだまだ実力的には負けない感じを受けたのですが、結果的には負けてしまいました。

本人も親族も相当凹んでいました。これが良いきっかけになって、いよいよ本気モードに突入してくれたら良いのになと思います。

練習も試合も、彼の中には、「楽して勝つ」が根付いているのは、一緒に他の子の試合を見、その発言から感じ取れてはいました。「あの子のさ、○○に打って□□にすれば点取れるよ。」こんな発言を良くするのです。

頭を使って勝つという意味では、三羽烏の中でも抜けた存在であり、頼もしい限りなのですが、「楽をしていては勝てない」相手もいるわけです。そんな時に、彼が今後どういうプレーを見せられるのか?ここが問われる時期に差し掛かってきました。

我慢と忍耐、全身全霊をかけてコートに立ち続けるメンタル部分の向上。怪我が多く、気持ちが途切れる事も多かったこの2年で、成長出来なかった部分が今回の負けにつながったのでしょう。今後に期待をして応援していこうと思います。

それにしても、自分の息子の試合の無い大会は、気が楽なもんですね。試合があったとしても特別何かをするわけではありませんが、勝ち負けの面より、成長の確認と課題の発見に重きをおけるなと感じました。

初心者組は、サーブ周りのレベルアップ。中級者組は、しっかり動いて打つ。上級者組は、相手をしっかり見てショットの判断をする事。こういう課題がより鮮明となりました。冬ももう少しで終わります。春が訪れまた連戦が続き、あっという間に1年が過ぎていくのでしょうね。

子供たちの今をしっかり見る事が出来た大会でした。今週末は東京都ダブルス。今年度最後の公式戦。がんばってもらいましょう。

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