2018/01/10 全国大会結果報告 バドミントンと全小

明けましておめでとうございます。全国小学生選手権大会の動画編集や新春親子大会、新年会の準備などでバタバタしていてこちらの練習メモになかなか手をかけられていませんでした。本年も不定期ではありますが、練習メモを続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

質問もいただいいておりますが、後日改めて返答させていただきます。いつもメールありがとうございます。

さて、全国大会に参戦したうちのジュニアのダブルス3ペアですが、実力のすべてではありませんが、練習を積み重ねてきたものは十分に出せた感じを受けました。4年男子ダブルスでは全国制覇という快挙を成し遂げましたが、こちらはほぼ実力通りで、やはりやってくれたなと安堵の気持ちが大きかったです。

その他のペアの戦いについても動画の編集作業の中で、コマ送りレベルで何度も何度も彼ら彼女らのプレーを見ました。年末年始で計9試合を3日間で12時間以上を費やして見ていました。端的に語れば、練習してきたことは出来ているが、練習機会の少なかった部分はミスにつながっていたなと感じます。

ダブルスはシングルス以上にそのクラブの特性が見られるわけですが、攻撃面で他のクラブはクロスを良く使います。一方、うちのジュニアはそれほど多用しません。このクロスへの対応に苦戦する場面がよく見受けられました。昨年度の全小でも感じた事ですが、先にクロスクロスと仕掛けられると若干バタバタしてしまっていました。

とはいえ、攻撃面ではストレート主体で点を重ねる事が出来なければ全国制覇も難しいなとも思います。ですから防御面でクロスへの対応を強化すれば良いのかなと感じます。オープンコートがどこに生まれつつあるのか?この意識の下にです。

6年女子ダブルスで優勝したペアの試合もYoutube何度もみたのですが、パッと見、強さは感じません。最初はうちの6年ダブルスでも勝てそうな感じも受けたのですが、オープンコートをよくついて攻めている。また攻撃面では半面の幅を広く使い、ほんの一歩足を出さないとミートしないところにシャトルを配球できていました。わずか1歩分のコントロール意識の差が点数に現われていたのかなと感じます。

コントロールの精度という強みを活かしたペア。また、右利きと左利きというメリットもこの恩恵をうけていました。左利きの子の繰り出すショットの軌道に慣れるまでにどこのペアも苦労していました。慣れていないものはミスにつながりますから、いろんなペアと戦うことって大切だよなと改めて感じました。

5年男子ダブルスは、勝負弱さが表に出てしまっての敗戦。競合いにこれまでも幾度となく負けてきたペアそのものの結果でした。5年男子のチャレンジする勇気が18点以降も保てるか?4年男子のペアへの気遣い。この辺に鍵はありそうです。二人で凹んでしまう今のままでは今後も競合いで負けてしまうでしょう。

4年男子ダブルスは、実力的には抜き出ていたいはずなのですが、連続得点のあとの連続失点を何度も見かけました。気が緩むんでしょうね。弱い相手はゼロ封する。こんな目標設定を試合においては持ってもらいたいものです。ナショナル選考会もあります。ここからが本番だと思ってがんばらないと、試合中の気の緩みで痛い目に合います。どこの相手も日本一相手に最大限の集中力をもって挑んできますからね。

いずれにせよ、まだまだこれから強化しないといけない部分や課題も盛りだくさん。小さな体を大きく強く育てる「食」の面も重要になってくるでしょう。あっという間に一年は過ぎ去ります。この1年でまた一伸びも二伸びもしてもらわないといけないのですから、休む間なんてないですよね。

ひとまず今日はここまで。そうそう、強豪ジュニアバドミントンクラブの統計表を作ってみました。全小の出場数と入賞クラブがパッと見わかるものです。過去3年間ですが、興味があったら覗いてみて下さい。関東のクラブの入賞率が激高です。関東予選はそれだけ厳しい戦いであることを確認できました。

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