2017/10/25 接戦に弱いダブルスペアの課題 バドミントンと共感力

土日の関東大会。3年前からずっと関東大会でもう一歩というところで足止めされていた6年女子ペア。小学生最後の年に悲願の全国大会出場の切符を手にしました。他にも2ペアが全国へ行きますが、なによりも6年女子ペアの出場がうれしくてたまりません。本当に挫けずに頑張っていましたからね。

もちろんこの先はさらに厳しい戦いが待ち受けていますから休む暇などありませんが、ひとまずお疲れ様と言ってあげたいです。私は応援にかけつけていなかったので、その勝利の瞬間の笑顔をみれなかったですが、きっと良い笑顔をしていたものと思います。試合の次の日の夜間練習でもみんなの表情が明るく希望に満ちているなと感じました。

この日曜日には、長男坊も中学の試合があり、団体、ダブルスの双方で千葉市内ブロック予選で無事2位で中央に進出できました。今は、試験期間中で練習が無い中ですが、来月頭にはすぐに中央(千葉市予選)があり少しでも他校の選手に食いついてもらえればなと思います。

中学の練習に参加し、特別何かを伝えられたという実感はないものの、やはりこちらも全国レベルではないもののうれしいものですね。さらには私もこっそり20年ぶりに妻とMIXダブルスの試合に出てきました。残念ながら1勝1敗で予選敗退。20-21,20-21とあと2点に泣かされました(台風接近で時間短縮の為、延長なしゲーム)。対戦相手はうちのジュニアの卒業生の親だったのですがシニアカテゴリでの戦いですから私の方が若いので勝ちたかったのですが勝負勘の悪さで負けてしまいました。

最近あまりバドミントンの練習をしていなかったので、肘まわり、膝まわりがピキピキズッキーンと体も痛み疲労も蓄積しています。1週間くらいは回復に努めることになりそうです。土日の両日にがんがん試合をやって来た子供たちは、翌日にはもう既に元気にバドミントンをしているのをみると若さを保つことが今後の課題だと改めて感じますね。

さて、自分のMIXダブルスの反省をしておきます。パートナーが月に1,2度しかバドミントンの練習をしていない妻という事もあり、ダブルスというよりシングルスに近い運動量が必要でした。右に左に走って跳んでと大忙し。7割以上私がシャトルを打っていた感じです。「出来るだけ触らないようにするから頑張って」と妻には言われていたので想定内でしたが終盤は体力的にきつかったです。

負けた試合も1セット目、2セット目とも先に20点をとりながらも、相手も負けまいと妻にシャトルを集め、流れを変えられての2セット連続の逆転負けなのですが、今思えば、あそこでたった一言、声掛けが出来ていればなと思います。相手のどちらも妻より格上、シャトルに触る回数を極力減らしていた中でも、精神的な疲労は相当あったのだと思います。

試合慣れしている人と組んでいる場合なら「押せ押せ」で間髪なく試合を進めても問題なかった展開なのですが、試合慣れしていない妻であったのですから、間を取って気負いをなくしてあげた方が良かったのだと思います。20点をとってから凡ミス2連発。明らかにあと1点で「勝てる」「楽になれる」が先行して力が入ったミスでした。

もちろん間を取って上げた方が良かったというのも、タラレバな話しで、正解かどうかはわかりませんが、パートナーに対する気遣いが欠けていたのは確かな事です。ここに反省材料があるなと。練習量も経験値も異なり、さらには20年ぶりという初めてにも等しいペアリング。同じコートに立ちながらも見えているもの感じているものに大きな差があったのかなと思います。

ダブルスは二人で一人。感じているもの見ているものを共有する事なしには、なかなか最後の1点はとれない。接戦になればなるほどこの意識の差は大きくなり、結果として噛合わない結果が引き起こされる。そんな事を感じました。

ジュニアのダブルスペアにも、今一度、この事を再認識して欲しいなと思います。接戦に強くなりたければ、窮地の時ほど思いを共有すべしと。それがたとえ二人とも「負けそう」でも素直に表現し共有する事が大切です。同じことを感じた上で「でも、もうやるしかないよね」と切り替えられれば良いのですから。

「いっきに行く!」と「えっ、勝てちゃうの?」の組合せで我がMIXは負けました。夫婦でのダブルスはこういう時に意思疎通が難しいのかなと思います。普段近くにいすぎて気遣いもそこそこですから試合中でもなんとなくで済ませちゃうんでしょうね。初々しき恋人のように扱わなければいけないのでした。競った試合では「思いは一つ」は難しい。楽な試合であれば思いは簡単に一つになるんですけどね。

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