2017/09/27 ハイバックの打ち方 バドミントンと上腕骨

誰もいないところで、ふとラケットも持たずに素振りをしている自分がいます。野球をやっている頃から毎日素振りが当然であったように、バドミントンでも素振りが習慣となってしまっています。バットもラケットも無いままの素振りですが。

この素振りを通じて、筋肉の使い方、骨の動かし方、初動の確認、軌道の確認など毎日いろいろ試しては、実際にシャトルを打つ時にどんな変化があるのかを確認しています。練習する前に、自分の中で試したい事は明確になっているので、短い練習でも「できた」「これはだめ」という成長をつかむことが出来ています。

相手が小学生だという事もありますが、試合も「試す」ばかりをやっている感じです。ネットや書籍に溢れている打ち方情報などを参考にはするものの、利き手では出来ても、逆手では出来ない時は、何かがその情報には前提条件があると考えて、そこも含めいろいろ調査確認をしています。

そんな中、今は「ハイバック」について不足している情報部分を探っています。ネットや書籍で書かれている打ち方は、確かに利き手なら再現できる事が多いのですが、逆手になったとたん思うようにいかない。ハイバックになるとこの差が顕著なためです。

あれこれ腕や体の動きを確認して、利き手では自然にやっているが、逆手になるとやれていない事がようやく1つ見つかりました。この1つを発見したことで、逆手でもスッと体が連動して動く感覚がつかめました。違和感がとれ、スムーズに体が連動する。利き手の感覚に近づけました。

今回発見した「ハイバックの前提となる動き」とは具体的には、肩から肘にかけて(上腕骨)の動かし方にありました。肘が自分の胸の前を通過するところまで瞬時に動かす。肘を抱えて胸の前でストレッチをする動きとか、オカマポーズに近い形と言えば良いでしょうか?利き手でさえもこれをさぼると手打ちになり、しっかりハイバックが打てる時にはやれているとわかりました。

肘の高さは打ちたい角度にあわせて変えるものですが、その肘の位置が、自分の胸の前に描いた垂直線を超えるくらいのところまで瞬間的に動かせているかどうか?ここが重要に感じます。この瞬間的な肘の横移動をバックハンドドライブやバックハンドレシーブでも意識してみると、こちらも腕の振りがスムーズに体全体で打てている感覚が出てきます。

肩から肘のラインをグッと胸の前に横移動する。これが力強いバックハンドショットの初動動作に不可欠なのだなと、他のショットにも広がりもみせてくれました。「なんかわからないけど出来ちゃった」という人も多いですが、出来ない人には、まだまだ足りない前提条件があるのでしょう。この発見を少しでも多くこれからもしていきたいと思います。

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