2017/07/03 頭を振るな バドミントンと体幹

この土日は、土曜日に町田で低学年強化、日曜日は、田無で強化と低学年の合同練習と、連日の東京都のジュニア練習でした。練習は基本的に同じものを行ったので、徐々に子供たちも慣れてきている感じを受けました。何より子供たち同士が仲良くなっている姿をみるのが微笑ましかったです。

私も腰が痛いながらも、土曜日にはヒッティングパートナーとして一緒に汗を流しました。先週の金曜日あたりから腰の痛みが強くなってきていたのですが、土曜日で限界を迎えてしまい、日曜の練習では、椅子に座りながら子供たちの様子をみていました。

長引きそうな腰の痛みなので、今週ちょっと病院に行ってみます。やはり体は若くはないですね。子供たちが頑張っているので、自分も頑張れそうだと勘違いしていたようです。

さて、強化の練習では、基礎的な課題はクリアしているレベルの子達の練習なので、目につくものもまた違って見えてくるものですね。低学年のみならず上級生の強化メンバーの練習風景をみられたことは、非常に刺激になりました。

些細な部分の違いでも、出来ていないとそれが目立つ感じです。うちの三男坊と見比べるとその違いが浮き彫りになってきてくれました。普段の練習では、まぁ、それでも今は良いかと優先度を下げていたことも、やっぱり意識させないとこのレベルだと勝てないよなと、しっかり感じ取れました。

うちの三男坊だけでなく、低学年強化メンバーの8割程度でしょうかね。せっかく鍛えている体幹を使えないような頭の動きが目につきました。頭のてっぺんから首、背骨、腰椎、仙骨、尾骨と、しっかりと体の幹を鍛えてあっても、頭の揺らぎによって台無しにしている子が多かったです。

クリアやスマッシュだけでなく、レシーブの際などにも、頭を無駄に右へ左へと振ってしまいます。一方で、上級生のナショナルメンバーなどは、頭がほぼ動きません。前後の多少の動きなら良いのですが、右へ左へと動かしてしまうと、体幹もよれてしまいます。せっかく溜めた下半身の力も上には伝わらず逃げてしまいます。

また、頭を左右に振れば、シャトルをしっかりとらえるのも難しくなります。急に横に頭をふったら目はそれに追従してしまいます。そのため、ヒットポイントではスイートスポットを外してしまう確率が格段にあがります。目が他のところを向いているのですから当然です。

遠くまで飛ばない低学年の子たちですから、頭を振り、その反動の力も使うと遠くまで飛ぶことを経験的に知ってきてしまったのでしょうが、スイートスポットをはずせば飛びません。もう頭の反動の力を使わなくても大丈夫なくらいに成長している子達ばかりです。

他にも気が付いた違いもあるのですが、今日はここまで。打つ時も、リターンするときも、フットワークとときも、無駄に頭を振るなって事です。頭のてっぺんから紐で上に引っ張られているイメージが大切です。

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