2017/04/17 必死になっても勝てはしない バドミントンと成長階段

若葉予選まで半月となり、若葉組の練習もますますハードになってきました。漠然とした要求から、細かな要求へと指示内容も変化し、本番へとまっしぐらといった感じです。必死でくらいついて来ている子達は、目に見えて成長をしています。それでも勝負というのは成長通りに結果が出るものではないのが歯がゆいものです。

接戦ができるまでになってから勝つまでには、ハードルがあるのです。坂道を上るようには簡単には勝てないのです。成長は階段であり、一つ上の段へと登るには、それ相応のエネルギーの爆発が必要なのです。万遍なくがんばるのではなく、階段を登る一歩の部分にエネルギーを集中しないと登れません。

真面目で面倒見の良い中学1年女子も、同級生との戦いであと1点というところまでは来ているのに、そこで1点が取れない。うちの三男坊も接戦できるようになったものの、後半に連続失点で負ける。転籍してきた5年男子もうちの三男坊同様、後半に点が伸びない。パッと見ると勝っているラリーが多いのにも関わらず勝てない。

うまくはなっているけど、階段を登れない子達の必死でがんばる姿は、見ていて応援したくなるのですが、全部を全部必死でがんばってしまうから勝てないというのが試合の難しいところなのです。必死でやっていることが当たり前に出来るようになるまでは、なかなか勝てないものなのです。歯がゆいですが。。

そんな中、4年男子の眼鏡君は、ようやくこの階段を登れたようです。レベル的にはすでに勝っていたのに勝てない日々がこの半年くらい続きました。必死でやっていた事が厳しい練習を通じて、当たり前に出来るようになったことで、試合後半にも余力を残して挑めるようになったからかなと思います。

必死で練習し、必死で挑む。勝てない惜しい試合を繰り返し、悔しさをバネにまた再出発。いよいよ余力が出てきてやっと勝利の階段が登れる。登ってしまえば、もうその場所は安定。今度は相手にとっての階段に君がなる番です。言葉ではなく現実的な切磋琢磨が今まさに現場で起きています。

うちの三男坊も無駄な必死さが消え去り、勝利の階段が登れるように、今日も必死にがんばって欲しいです。誰よりも練習する。それが初めの一歩。我が家の行動指針。人の4倍やって一流。7倍やれてはじめて超一流。長男は勉強でこれをクリアしましたので、今度は、三男坊にもいよいよバドミントンで適用です。がんばれ。

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