2017/04/14 前進に必要な股関節の使い方 バドミントンとフットワーク

連日のようにジュニアの練習に顔を出す中で、最近はうちの3男坊の練習や試合を見るのが楽しくなってきました。今までは目を逸らしたくなるようなプレーが目立っていたのですが、ぐんぐんと勝手に上手くなっていくので、うれしい刺激をもらえています。やっとバドミントンを教えても反応のある時期がきたんだなと。。苦節3年です。

さて、息子のプレーを見るのも楽しい中でも、どうしても他の子の動きであれ?と思うものがあると、そればかりにに目が行ってしまうのは、もう私の習性なんでしょうね。昨日も、遅れてやってきた中学生がフットワークをやっている姿をみて、あれ?と思う事に意識を持って行かれてしまいました。

彼の動きは以前から、どこかおかしいなと思っていたのですが、最近、股関節周りの動作を意識していたことが、この発見につながりました。足を入れ替える時の後ろから前に足が出てくる時のつま先が、外を向いている。ガニ股だよなと感じていたことの理由がこれだったのです。

シャトルをヒットし後に、彼の後ろ足が前に出てくる際に、つま先が移動方向をみていないので、体重移動したとしても、その動力が前進運動へとつながらず、そこで止まる体勢になってしまっていました。後ろ足で蹴った後の股関節の回転がされていない。膝を内側にひねれていないので、つま先も外を向いたままなのだなと感じたわけです。

他にも前進するテンポが一瞬遅れる子がいたので、そのつま先の向きを見るとやはり、外を向いたままでした。しっかり前に出られる子は、つま先も進行方向に向いていました。前に出す足のつま先は、進行方向に、後ろで蹴る足は外向きと、蹴り足の着地は「→」で、足を出す時の空中では「↑」になるのが理想です(右利き。正面は上)。

昨日は、試合練習中心だったので、今度、細かな確認練習の時に、この部分を意識して練習してもらおうと思います。股関節の使い方ひとつで、ダッシュもストップもスムーズになる。上半身の動作には肩甲骨が重要なように、フットワークの基盤はやはり股関節にあるんだなと感じました。

自分でももっともっと股関節を強く意識して練習し、伝え方の工夫もしていこうと思います。息子同様、私も課題だらけです(笑)。

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