2017/03/13 グリップの太さで変わったもの バドミントンとラケット

先日、テニス肘対策のためにグリップを太くするひとつの予防策をお伝えしました。ちょうど私もグリップテープを変えたいところだったので、擦れたグリップテープはそのままでその上に、グリップテープを巻いて太いグリップにして、どのような違いを感じるのか実験してみました。

グリップの太さは、ストレートに打つ分には、特に大きな違いは感じませんでした。グリップを太くしたためかヘッドスピードが若干あがったようにも感じます。少しラケットの先端に当たることが多いように思いました。無駄な力が抜けたためヘッドが走るのかもしれません。

クロス系のショットでは、内側へのクロスは良いのですが、外側へのクロス(右利きなら中央から右側へ打つショット)のコントロールがいつもの感覚で打つと思ったよりも外に行かずに甘いコースにいく事がありました。手首の可動域が減ったためでしょう。これはちゃんと練習して体全体での調整が必要になる気がしました。

グリップを太くして、一番効果があるなと思ったのが、ヘアピンです。いつもならネットにかけてしまう事も多い苦しい体制でのヘアピンが面白いようにネットを超えていきました。打ち方もなにも変えていないので、グリップの効果としか考えられません。グリップが太くなったため瞬間的にグリップを握りやすくなったためかなと思います。

まだまだ子供たちとの練習での事なので、これをビシバシ系の大人でどうなるのかは不明ですが、繊細なショットほどグリップの太さは影響があるのだなと感じました。繊細なショットが苦手な子は、グリップを太くするだけで技術が向上するかもしれません。逆に、すでに繊細なタッチをもった子であれば、グリップを細くすれば強いショットが生まれやすいのかなと感じました。

もうしばらくこのグリップで練習してみて、自分に合うグリップなのかどうかは確かめてみようと思います。グリップの太さを変えてみようとは考えてもみなかったのですが、自分の体も昔とは違っていますので、道具もより最適なものに変えていきたいと思います。

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