2016/11/11 武器を持たない子 バドミントンとシングルス

二日連続がっつりバドミントンをやってきました。さすがに、回復が追いつきません。朝も布団から出るのが億劫でした。回復力に自分の年齢を感じざるを得ません。また膝もピリピリ言って階段を降りるのが辛いです。でも両日ともしっかり楽しめたので良かったです。

三男坊の息子も、同級生と試合が出来て、「この前は1点しか取れなかったのに今日は11点とれたよ」と、どこかうれしそうでした。態度がはっきりしないので怒られたりもしていましたが、次からは修正できる子なので、どんどん怒られて成長して欲しいなと思います。

さて、昨日はこんな中でしたが、いつぶりかわからないくらいに、5年生の一番手の女子とシングルスをやりました。どの程度成長したのか楽しみにしていたのですが・・・シングルスでは以前のイメージとあまり変わりがなくちょっと驚いてしまいました。ダブルスでは目に見えてがつんと成長していたので、あれれと。

背丈も高くなく、パワーもないので、スピードと粘りとヘアピンとクリアで点を重ねる。こんな感じのプレースタイルなので、冷静に考えれば、確かに一気に成長するのは厳しいですよね。体の成長が待ち遠しいといったところでしょうか。

ダブルスでの成長ぶりを考えれば、おそらくフォア側からの「クロスカットーストレートリターンークロスヘアピン」のパターンくらいは武器に出来そうなのですが、さすがに1か月後の東京都シングルスには間に合わないでしょうが、一つで良いので攻撃的な武器を持って挑まないと、ベスト4の壁は厚いかなと感じます。小学生はどの子もミスは多く、失点は抑えにくいので、その分、狙って点が取れるパターンをしっかり持つことが大切です。逆に武器を持っている子は、その武器が無くなったら戦えるのかを考える事が大切です。

私との試合練習後に彼女と話をし、「まぁ、あと1か月で急いで何かに取り組むより、来年にむけてしっかり練習しようよ。最後の1年。来年は全国へ行くよ!」と言うと、目がクリッと輝いたので、私が言うまでもなく、本人の心の中にしっかりとイメージが湧いてきているんだなと頼もしさを感じました。

また試合をしたり一緒に練習をする際には、もう少し細かく見てあげたいと思いました。運動能力は高い子なので、重心の移動方法あたりを改善すれば、苦しい体制の時のショットをしっかり打てるようになるかなと。まだボンヤリですがね。(まずはしっかり食べてしっかり寝て大きくなってね。結果はこれが一番早くついてくるので)

5年生の女子はどの子もしっかりしている反面、自分を高めたいとは声には出さない大人になってしまっています。貪欲に「教えて下さい。強くして下さい。もっともっとがんばります。」と態度に出てくるようにバドミントン部分は自己中になってくれたら良いなと思います。彼女たちなら、技術習得面は自己中であっても、礼儀礼節は、しっかりわきまえられるので下級生にも良い見本にもなると思います。

今後はしっかり5年生も観察して良い刺激を与えられるように私も意識を変えていこうと思います。彼女たちの最後の1年もいよいよ始まるわけですからね。

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