2016/10/31 強くなる子との戦いは楽しい バドミントンと成長

先週末は、ちょっとしたトラブルがジュニアであり、公園めぐりのランニングをしたら、膝を痛めてしまいました。。プールで体を鍛えていたとはいえ、2週間行っていなかった事は原因であるですが、ランニングは本当に久々だったので、使う筋肉やその負荷がまるで違うんだなと身をもって体感してしまいました。

階段の上り下りも痛々しい状態なのですが、バドミントンとなると無理をしてしまったのも良くなかったようです。特に試合になるとアドレナリンが出るので痛みを忘れてしまうんですよね。。やはりランニングはサボっちゃだめ。これはジュニアでもシニアでも同じなんでしょう。痛みがおさまったらちょっとずつランニングを開始しようと思います。

さて、アドレナリンMAXで久々に、うちのジュニアの6年生TOP3名とシングルスをやって来ました。また強くなっていたので、厳しい戦いでした。。こっちは衰える一方なのに・・・うらやましすぎますね。

6年女子のTOPシングルの試合では、以前のイメージのまま試合をしたら、あっという間に6点差になる苦しい展開。。試合練習にならないと申し訳ないので、もう一段ギアをあげさせられました。その中で、弱点や課題は無いかと探りをいれていってみたのですが、以前の弱点はかなり補正されておりたくましく感じました。関東大会に向けてしっかりトレーニングしたんだなとわかりました。

それでも次の課題はと探りをいれてみると、彼女のフットワークに弱い部分がある事がわかりました。サイドまで振ればしっかり最後の一歩も強く軸足を蹴っているのですが、一歩で届いてしまう中央付近にクリアで返すと、余裕がありすぎるのか?一歩強く蹴っていないことがわかりました。つまりここに打っておけば攻められないんだなと。

クリアをその付近に集めてみると、案の定、彼女はうまく体のバネを使わずに打ってきました。本人はサボっているつもりは無いのでしょうが、後ろに一歩下がるときにきちんと蹴れていないので、腰も浮き、力強いショットが消えてしまうようです。

どんな時でも、地面はしっかり蹴る。余裕があってもです。これが彼女の次の課題かなと思います。これが出来るようになれば、彼女のもつポテンシャルがいよいよ発揮されそうだなと感じます。元からセンスも運動能力も抜群なので、もうワンランク上に確実にいけると思います。期待大です。

左利きの2番手男子との試合は、直前の試合で、カットに対する反応が怪しいと思ったので、カッターになりきって試合をしてみました。フォア側は最後の一歩の開きが不十分、バック側は反応が遅れる。こんな感じでした。それでも粘る力は誰よりもあるので、なんとか試合にはなっていましたが、カット対策がきっちりできればどんな相手にも競れる選手になるなと感じました。

ファア側のカットの時に、足は出ているので、そこからもう一歩膝から先をだせるかどうか?バック側は反応が遅れる部分は、意識の問題。カットが来たらどう返すかのパターン練習をすれば、改善できるかなと思います。今は、条件反射だけで返している感じです。それが出来るのもすごいのですけどね。いずれにせよこの左利きの子は、経験値がまだまだ足りないなと思います。

ひたすら厳しい試合、しかも上位にシングルスで勝ち上がる経験をつんでいけば、勝手に強くなるでしょう。2年早くしっかり初めていたらなともったいない思いです。

最後に、男子TOPシングルの子に関しては、依然より精度はあがったものの、体育館をうまく活用できていない事が気になりました。天井が低い体育館ではドリブンクリアを武器にしていたのに、天井が高い体育館では、なぜかそれを使わない。天井の高さにあわせてドリブンクリアも高くなっていました。

この辺がもったいないなと感じました。また、以前からの課題だった、腰下のレシーブの工夫も、序盤こそ見せていたものの、競ってくるとまた元に戻っていました。余裕のない時でも、自然と工夫が出来るように体に染み込ませて欲しいなと思いました。特にバック側のネット前に返すリターンがストレート一本になりがちなので、クロスやストレートの奥まで返す工夫が出来てくると良いなと思います。

シングルスの場合、相手のフォア側にリターンを集めても基本的に良い事はありませんからね。ストレートが来たらクロスリターン。クロスが来たらストレートリターンと、シングルスの王道のリターンを身につければ、疲れる試合も減るでしょう。筋肉量も体重も増えたのは良いのですが、瞬発力とそのスプリント回数上限がまだそれに追いついていないことを考えれば、自分を楽にするコース選択が大切かなと思います。

どの子と試合をやっても楽しく感じるようになったので、それだけ強くなったという事でしょう。楽しませてくれる子供たちに感謝です。膝が治ったら次はまた違う戦いをしてみようと思います。負けないように(笑)

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