2016/08/04 練習しないと上手くならない最大の理由 バドミントンと意識

いつも練習に使っている小学校での練習が体育館の工事のため夏休み期間中、利用できなくなり、合わせてうちの息子の練習日も減ってしまいました。土日水と週3回は、バドミントンの事を考える機会が私にもあったわけですが、それがたった1日減っただけで考える時間も減るんだなと感じます。

ただただ沢山練習すれば強くなれるかというとそうでもないのですが、バドミントンを意識する機会は自然と増えます。もちろん、うまくなろう、強くなろうという意識が練習をして意識できていないのであれば効果は見込めませんが。。

バドミントンの代わりにプールに週3回ほど通って基礎体力の向上を図りつつ、日課の素振りは続けてもらっています。プールに連日通ってくると、それはそれで上手になって欲しいと、バドミントンの時と同じように、あれこれ細かく考えて、息子にアドバイスしながら学校水泳の昇級にむけて取組みすっかりバドミントンから水泳に意識も行ってしまう事も多いです。

出来ない事を出来るようになりたい。次の課題を克服したい。次のレベルに行きたい。こういう思いはどんなスポーツでも同じですからね。

そんな中で、以前、息子にバドミントンを教える際に、レベルを設定して教えていたのを思い出しました。子供はレベルアップがうれしい。だったらレベルアップをベースに練習させようとしていたんですね。ところが最近はより試合で勝てるようにと、指導方針が変わっていたなと。息子のスイッチがなかなか入らないのもこの方針転換が問題だったのかなとプールでの彼の頑張りをみると感じざるを得ません。

初心に戻って、一つ一つの課題をレベルアップという形に変えて、この夏休みの家での素振りをやり直そうと思います。子供たちはパッと見て相手の強さやうまさがわかりません。相手のレベルを具体的に推し量るスキルをもっていないのです。すごいなとか、良いと思いますとか、相手の良い面をみれたとしてもそれが自分とどの程度の差があるのかはわからないのです。 あの子の肘の使い方うまいよね。あの子は下半身の連動がうまいよね。あの子のフォア奥の入り方参考になるよね。あの子のラケットの準備は早いよね。レシーブの際にしっかり止まってるよね。大人の経験者であれば見えている部分を、子供たちの目にも見せてあげたいなと感じます。

良質なインプットが出来るようになれば、自然と強くなりますからね。レベル設定は、教える側としては結構面倒なのですが、良質なインプットを行うための準備だと思って再出発しようと思います。今日も明日も夕刻からのプール特訓になるかもしれませんが、バドミントンへの意識も忘れないようにしていきたいと思います。練習をしないと上手くならない最大の理由は、意識の低下ですからね。

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