2016/05/07 大切な練習ノート バドミントンと環境

ジュニアの練習の際には、どの子も、練習ノートを書くことになっています。我が息子もその日の練習を思い出しながら、なんとか書き連ねています。やったことは何か?結果はどうだったか?気づいたことは何か?最低限の事しかまだかけていません。

ノートをみればその子がどれだけ意識して練習に取り組んでいるのかは一発でわかります。そしてその子の性格までも透けて見えてきてしまうものです。ただ義務として書いている子、自分の頭の整理をしている子、課題に向かって進んでいる子。言葉にするのが難しい子。体裁だけしっかりな子などなど。さらっと覗き見するだけでも、いろんな事が見えてきます。

こんな事を感じていた中で、ふと感じたことがあります。それは高学年のノートです。先日、若葉カップの東京予選で残念ながら予選突破できなかった事にもつながるものかもしれません。

うちのジュニアの子のノートの殆どは、自分の事しか書いていません。自分がどうなりたいのか?どんな練習でどんな課題があるのか?現状はどうで、どこを直したいと思っているのか?これが99%です。

チームとして戦う団体戦のメンバーや、チームリーダであるなら、自分以外の部分にも目を向けても良いのかなと思います。ダブルスパートナーがいるならパートナーに対するものもあって当然かと思います。

言葉にすることで、意識が変わります。意識が変われば行動も変わります。行動が変われば習慣も変わります。リーダクラスの意識が変わればチーム力は格段にアップします。実力で負けた。それだけで終わってしまっては団体戦をする意味はありません。

どうすればチーム全体が強くなれるのか?他のチームと比べて劣っているところはどこなのか?勝っているところはどこなのか?チームとして監督、コーチにお願いしたいことは何か? 個人という視点以外のメモをそのノートにぶつけてしまって欲しいなと思います。

もちろん、高学年であってもADDや学習障害の傾向がみられる子、低学年の子の場合などは、その子のキャパを超えてしまっている場合もありますので、全員が全員というわけではありません。チームを引っ張れる子ならチームの事までメモすれば、自分も練習環境も、もっと良くなるよというお話です。

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