2015/10/23 攻め続けるのにはどうすれば良い? バドミントンのダブルス

ダブルスでいつも攻められっぱなし。攻撃していてもいつの間にか守りになってしまう。こんな特徴のあるペアがある。本人たちは攻めたいのに、攻められないと嘆く。どこに問題があるのか?解決策はあるのか?こんな相談をうけた。

ショットの質や技術力をあげれば、自然と解消する問題もあるのですが、そこは「今すぐ」には出来ないので、他の解決策を伝えた。それは、球回し。自分たちの打ったショットのほとんどが相手のフォア側に飛んでいる事実をはっきりと認識してもらう。

余裕がある時は、可能な限り相手のバック側を狙う。ラリー中に、相手の構えまで見るようにする事。第一歩がこれ。おそらく数回で出来るようになる。ここが見えるようになったら第二弾。センターを狙う。

ダブルスでもっともお見合いのしやすいセンターのコースです。二人の間を狙って打つ。後衛は、スマッシュやドロップ。時にはドリブンクリア。前衛は、ヘアピン。お見合い状態を一瞬で作りだし迷わせれば、相手は攻める事が難しくなる。

ただし、センターに打つときは決めようとせず崩す事にのみに集中。崩れたな思ったらサイドに打ち2対1の状態を作り上げ決めに行く。(自分たちが右利きと左利きのペアの場合は、センター狙いをせずともサイド攻撃でも問題なく攻め続けられます。なぜだか考えてみて下さいね。)

ジュニアの子たちはシングルスばかりやってきているのでどうしても最初からサイドラインを狙いがちですが、ダブルでは相手も二人、サイドラインでも簡単に届いてしまうので崩せないんです。ダブルスで、攻め続けるポイントは、センター狙い。それでも技術力が足りていない事を忘れてはいけない。ここが本当の問題なのですから。

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