2015/10/20 バドミントンの練習にゲーム的要素をプラスする時のポイント

子供にも大人にもゲームは大人気です。スマホでも簡単にゲームが出来る時代です。勉強をしていると眠くなるけど、ゲームは眠くならないなんて人も多いのではないでしょうか。どうしてこんな事が起きるのか?人間が楽しいと思う事には共通点があります。それは「発見」です。つまらないと思う事には、この「発見」が無くなってきてしまったのです。

バドミントンの練習にゲーム的要素をプラスすると良く子供たちが動くようになりますが、発見がないゲームはすぐに飽きられてしまいます。単なる経験値稼ぎのレベル上げのゲームでは飽きてしまうのです。

バドミントンの試合はゲームではありますが、スマホなどのゲームとはどこが違うのでしょうか?それは達成目標がいつも21点と、ゲームのようなレアアイテムではないという点です。何も手に入れるものが無いのです。

試合を楽しみに出来る人は、試合中に自分が訓練したスキルを発動させて効果をみたり、相手の攻撃を鉄壁の防御で防いだり、相手の防御を打ちやぶる会心の一撃を放ったり、相手のパターンを読んで攻撃パターンを変更したりと、1ラリーの中でゲームをしているのです。出来た!これだとだめか?じゃ次はこうしてみよう!あっ穴見つけた!「発見」が楽しさを倍増させるんですね。

バドミントンの練習で飽きやすいのが、素振りやフットワーク、そしてパターン練習。毎度毎度同じことをしているわけですから、慣れてくればくるほど飽きが来る。スキルが身についたかどうかに関係なく飽きが来る。

そこで飽きて来たなと思ったら、新しい発見を提供してあげる必要が出来てきます。新しいスキルの提供であったり、既存のスキルのグレードアップであったり。「楽しい=発見」である事を頭にいれて置けば、「つまらない」を回避できるのです。楽しければ練習します。練習すれば強くなり、そして新しい壁(ボス)が見えてきます。

子供たちは強い人と練習をしたがります。一方で弱い人との練習はあまりやりたがりません。うまい人と打った方が自分もうまく打てるからでしょう。しかし、雑魚キャラ退治はゲームでとても大切な要素です。雑魚キャラを倒しながら経験値とスキルを上げていくのです。自分のショットのスキルをそこで磨いてボス戦で使えるようにしておくのです。

自分より弱い人と練習をする機会は、是非、自分の新しいスキルの練習に集中してもらいたいものです。弱い相手を雑魚だと思って馬鹿にしている暇など無いのです。相手の練習相手の場合なのかもしれませんが、自分の時間としても活用したいものです。相手あってのバドミントン、一人では上手くなれませんよね。

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