2015/09/14 甘い球を決めきる練習 あわてん坊のバドミントン

バドミントンは1回のラリーで終わる事がほとんどない。相手がミスをするか?自分が決めきるか?これで点を重ねていく。しかし、相手のミスはコントロールしがたい。ミスを誘発するようなショットを打ってもミスをするとは限らないから。得点を確実に重ねるためには決めきる事がやはり重要。どんな状況であれ甘い球を狙って決めきる。それなのに甘い球を想定していない子供たちが実に多い。逆に、しっかりコントロールされて返されたのにそれをまるで甘い球のように強打しまくっている子もいる。強いショットが悪いわけではないが、体力を残しておくのもトーナメントを勝ち残るのには重要。

甘い球は必ず来る。甘い球を狙う。それ以外は、辛抱。相手にミスを誘発するようにひたすら展開する。もちろん、まだまだ自分のショットが不安定な子供たちにとってはしっかり打つ事、返す事が優先されてしまうのだろうが、試合で勝つためには、甘い球への嗅覚を早いうちから磨いておいておきたい。「今そこで甘い球がきたらどうする?」相手を追い込むショット、相手を揺さぶるショットなどの練習だけで終わらせてはもったいない。その先に甘い球が来るんですよね。

甘い球を打ち決めきる練習にはどんなものが良いのか?通常、バドミントンの練習は自分も動き、そしてシャトルも動いている状況で行う。しかし、決めきる練習の場合は、自分は余力がある状況がほとんどなので、体もシャトルも移動量が少ない状況を想定する。早めにここだという部分に移動し、早めにラケットを準備し、シャトルを打つだけの状態にしておく。直線的な移動、コンパクトに打てる準備。そしてタイミングを見計らう冷静な心。この辺を意識して練習する。予測する頭の訓練でもある。




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